河野 奏太

考古学ライター

考古学専門の出版社で10年間の編集・ライター経験を経て独立。エジプト・中東の遺跡を30か所以上訪問し、ピラミッド建築技術やメソポタミアの楔形文字文化を専門に解説します。

古代エジプトメソポタミア古代の謎

元考古学系出版社編集者。エジプト・中東遺跡30か所以上の現地取材経験。歴史系メディアへの寄稿多数。

河野 奏太の記事 (4)

メソポタミア

ゾロアスター教は、古代ペルシアの祭司ザラスシュトラが紀元前650〜600年頃に説いた、善悪二元論を核とする世界最古級の宗教である。アフラ・マズダーとアンラ・マンユが対立し、火は真理アシャを映す象徴として拝火神殿で守られてきた。

古代エジプト

古代エジプトの神々は、1500以上の神名が文献に残る一方で、実際の壁画や像に何度も現れる中核は限られている。エジプト神話を覚えにくいのは記憶力の問題ではなく、神をどの手がかりから引くかという設計の問題であり、本記事では頭部の動物・冠・持ち物の3層から逆引きする形で整理していく。

古代エジプト

『死者の書』は、新王国時代の古代エジプトでパピルスに記され、副葬された葬送文書である。大英博物館に残るアニのパピルスの断片を薄暗い展示ケースで見たとき、天秤の目盛りよりも先に死者の表情が目に入ったが、この文書の核心もまた、そうした審判の場面にある。

古代エジプト

ラムセス2世は、古代エジプト新王国・第19王朝の3代目ファラオであり、紀元前1279年頃の即位から約67年間にわたって統治した人物です。軍事・外交・建築の三つの領域で名を残し、推定90歳、子ども100人超という規模まで含めて見れば、古代世界でも屈指のスケールを持つ王だったといえます。