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古代エジプト

ギザの大ピラミッドは、完成時146.6m、現高138.8m、底辺約230m、石材は一般的に約230万個と見積もられる桁外れの規模をもちながら、いまなお「どう造り、内部に何を隠したのか」が更新され続ける建造物です。

古代エジプト

ヒエログリフは古代エジプト語を書き記す文字で、左右どちら向きにも並び、絵がそのまま意味を示すだけでなく音を表すこともあります。博物館の碑文では、まず人や鳥の顔の向きを見て読む方向を決め、文字列は上から下へまとまりを追うと入口が分かります。

古代エジプト

カイロの旧エジプト考古学博物館でこの黄金マスクを前にしたとき、展示室の照明が拾う青と金の反射にまず目を奪われました。頭部から肩口までを覆う約54cmの量感は写真で見る印象よりずっと立体的で、ツタンカーメンという若き王の埋葬が、抽象的な伝説ではなく具体的な「物」として迫ってきます。

古代エジプト

エジプト考古学博物館や特別展でクレオパトラとアントニウスの肖像銀貨を前にすると、まず目に入るのは横顔の美醜ではなく、並置された肖像と銘文が放つ露骨な政治メッセージです。

古代エジプト

複数の博物館でミイラと葬礼文書が並べて展示されることがあり、たとえば British Museum のエジプト展示解説(https://www.britishmuseum.org/collection/galleries/egypt-and-sudan)や Encyclopaedia Britannica の

古代エジプト

まず区別しておきたいのは、ギザ台地に座る大スフィンクスは、謎かけをするギリシア神話のスフィンクスではなく、王権と聖性を体現する古代エジプトの守護像だという点です。

メソポタミア

大英博物館で楔形文字の粘土板を間近に見たとき、葦ペンを押し込んだ痕がまだ柔らかい泥の抵抗を残しているように見え、メソポタミアとは抽象的な「文明名」ではなく、人が水を引き、数え、記録し、都市を維持した現場の積み重ねなのだと実感しました。

メソポタミア

博物館の収蔵庫で手のひらに収まる粘土板を見たとき、表面に残る葦ペンの切り口は、文字が最初から文学のために生まれたのではなく、まず記録の実務から立ち上がったことをはっきり伝えていました。

メソポタミア

ルーヴル美術館で高さ約2.25mの黒い石碑を見上げたとき、まず圧倒されたのは「読むための文字資料」というより、王の正義を目に見える形で示す記念碑としての迫力でした。

古代の謎

大英博物館でアッシリア宮殿のレリーフを見たとき、段状に植え込みが重なり、水が高所へ導かれていく場面が石の上に刻まれていて、空中庭園は「絵空事」だけでは片づけられないと実感しました。とはいえ、空中庭園は古代世界の七不思議の一つでありながら、どこにあったのかを特定できていない唯一の不思議でもあります。

メソポタミア

大英博物館で粘土板の押し跡を間近に見たとき、筆者がまず掴んだのは、楔形文字が単なる「尖った線の集まり」ではなく、葦ペンの角度と圧で形が立ち上がる書記の技術だということでした。

メソポタミア

ウルの三重階段を見上げたとき、筆者の目にはそれが平野に突き出した“人工の山”として映りました。復元推定で30mを超える聖塔は、王の墓であるピラミッドとは別の発想で築かれた、都市神を祀る神殿複合施設の中核です。