ピュニクスの丘に市民が集まり、前方の演壇から将軍が戦争方針を語りかけ、広場では挙手の動きに視線が集まる。係員が六〇〇〇人の定足数を確かめるあの緊張感を思い浮かべると、アテネ民主政が「民がその場で決める政治」だったことがよく見えてきます。